ボーイング練習 元弓から先弓まで-4番から7番

ボーイング練習 元弓から先弓まで〈4番から7番〉

それでは新しいバイオリン教本1の 4 番から進んでいきたいと思います。

4番

4 番は全音符が一小節に1つずつ書いています。 4 分音符を1拍として 4 拍のばします。声に出して数えるときは数字のカウントか、た~アーアーアーと 4 つ分伸ばして数えてみましょう。
できたら 4 番は全弓、全ての弓の部分を使って練習をしたいと思います。
前回説明しましたが、ダウンボーイングは元から先までアップボーイングは先から元まで使います。
全弓を使う時に右手に力が入っていたら弓先がきついかもしれません。先弓に感しては無理をせずにできるところまでのばしてみましょう。
全音符は弓をゆっくり使いながら音をのばすため、綺麗な音を出すのが少し難しくてぎっという音がしてしまうかもしれません。右肩が上がっていたりしないか確かめて弓をおいて脱力すると美しい音が出やすくなります。圧力を4分音符を弾く時よりも軽めにしましょう。
そして元弓が一番力が入りぎっという音がなりやすいので弓を持つのに慣れてきたら少しだけ自分の顔の方に弓を倒して弓の毛の量を減らしてみて下さい。元弓になるにつれて力や圧力が抜けて弾けるのが理想的です。

5 番

4 分音符と 2 分音符を使って弾いていきます。
口にだして数えてみるとリズムが理解しやすくなります。
タンタンタンた~あーた~あータンタンタンタンた~あーた~あーと数えてみましょう。慣れてきたらメトロノームも使ってみると体でリズムをとることを覚えていけます。
a はダウン弓の真ん中あたりから弓幅を少なく弾いて 2 分音符を弓幅を広く使って弾きましょう。 b はそれをアップから進めていきたいと思います。

6番

次に 4 分音符と 2 分音符でリズムをとっていきます。メトロノームを使って口で数えるだけでもだんだん理解できてきます。すぐにわかる方は声に出して数えたりもせずに進んでしまって下さい。リズムが楽譜を見ただけでは分からない場合はタンタンた~あータンタンた~あーと数えてみましょう。はじめに元で 2 回 4 分音符を弾き、その後弓先まで 2 分音符を弾きます。 2 小節目は先だけで 4 分音符を 2 回弾き元まで弓を持ってきましょう。
アップから六番を弾いてみてもボーイングにはやく慣れてくることができます。

7 番

7 番は 4 分音符が4回に全音符が書かれています。声にだして数えるときはタンタンタンタンた~アーアーアーと数えてみます。はじめは元から4回 4 分音符を弓幅少なく弾きます。もし難しければ真ん中から始めましょう。全音符はできるだけ全弓を使います。そして次は先弓で4分音符を弾き、全音符で元弓にもっていきましょう。
慣れてきたら音がつながっているか少し意識をおいてみるとそれだけでも音がだんだんつながってくるので慣れてこられた方は気をつけてみて下さい。特に元弓を傾ける事に意識を置くと音がつながりやすくなります。

投稿者: 松尾 沙樹

桐朋学園大学演奏学科ヴァイオリン専攻卒業。国際芸術連盟第7回JIRA全日本音楽コンクール第3位入賞、第32回国際芸術連盟新人オーディション審査員特別賞 奨励賞受賞、第20回TIAAクラシックオーディション最優秀賞受賞。F・アゴスティーニ〔イムジチ第1奏者〕マスタークラス合格、佐藤卓史指揮 ビバルディ四季 ソロをつとめる。子供~大人年齢を問わず人気の講師。