4の指とスラー-37番から48番

4の指とスラー〈37番から48番〉

それでは4の指の練習に移りたいと思います。4の指は一番弱い指になります。少し4の指を他の指と離して弦に置けるまで時間がかかるかもしれません。音程がなかなか合わなくても無理をせずに力を抜きながら進んでいきたいと思います。

37番

左手の力が抜けて4の指に筋肉がついてくるととても良いので、バイオリンを弾く前にペンを左手で持ち、ネックに見立てて1と2と3の指をセットで置き、4の指だけ上から下に何度か動かしてペンに置いたり離したりする動きを繰り返し行いましょう。
では楽器を持ちます。この時に左肩に力が入ってしまうと左指もつられて力が入ってしまいます。もう一度ネックが自然に上がり、無理をせずに本体が固定されるかを確かめましょう。

それから左手を置き、1と2と3をセットで置いて4の指を弦に何回か置いたり離したりする動きをしてみましょう。この時に左肘や手首も教本の写真を参考にしながら、指が置きやすい位置を探していきましょう。次に、D線を何回か開放弦で弾き、その後D線とА線を一緒に弾いて感触を確かめてみましょう。右手のボーイングの練習が終わってから弓を置いてピチカートをしながら左指を弦に置いていきましょう。3の指と4の指は全音になるので間を空けておきます。

なお、3小節目と4小節目は4の指がА線に触れないように置いていきたいのですが、何度かやってみて触れてしまうようなら0を4に置き換えて練習してかまいません。7小節目も0を4にしてもかまいません。無理をしないで様子をみながら進んでいきましょう。
指が届きにくい原因として左手の力が入る事が十分に考えられるので力が入ったらすぐにネックから手を離し、力を抜いてから進んでいきましょう。そして、全弓で音を弾きながら感覚を確かめてみましょう。

38番

それでは39番と同様に、練習をしていきたいと思います。D線からA線に移動した時は肘の角度も少し変えたいと思います。肘をD線に左手を置いた肘の角度を少し左に移動させましょう。

また、2小節目の0と4小節目の0は、弦についてしまうようなら、4の指に置き換えて練習をしていきましょう。たまにネックから左手を離して力を抜きながら無理をしないで進めていき、ピチカートで4の指を弦に置く練習をしましょう。

39番

それでは初めにピチカートをしていきましょう。一小節目は1.2.3.4の指を全てセットで置いて3と4の指をセットで離します。
2小節目も3の指から1の指にいくときに2と3の指をセットにして離しましょう。7小節目も2の指は1と2をセットに置いて、3の指と4の指をセットに置き、8小節目で2の指にいくときも3と4の指をセットに離します。指をセットにして弦に置いたり離したりするのが慣れてきたら弓を入れていきましょう。

4の指を置いて弓で音を出すときにはじめは音がきしんたりまっすぐにボーイングが運べないかもしれませんが、あまり気にせず左手と弓を両方使う事に慣れていきましょう。特に4の指は感覚が慣れるまで時間がかかるので1.2.3.の指をセットにして置いておき、4の指を何回か弦に置き、それに合わせて弓も動かすとだんだん慣れていく事ができます。

40番8分音符

8分音符は4分音符の2分の1の長さになります。一小節目を今まではたんたん、それか12でカウントをしてきました。
2小節目の8分音符はたたたたで数えるか、カウントで1と2と、というふうに細かく数えてあげると理解しやすくなります。メトロノームも倍のテンポにして数えてみると良いでしょう。

それでは前に練習をした指弓をもう一度練習しましょう。指の第二関節を動かすのはなかなかすぐに出来ないのですが、一度弓を置いて8分音符を弾く時に指が動かせるかトライしてみましょう。
音が出なければ今まで通り肘から前の腕の部分だけを動かして4分音符を弾くよりも弓幅を少なくして弾いていきましょう。

41番

40番で弾いたようにD線とA線を移弦しながら進みましょう。

42番あそびましょう

8分音符と移弦の感覚になれたら次は左手を入れていきます。まず初めに左指の力を抜くためにもピチカートをしていきます。
2小節目のラの0で次の1の指を置く準備をしましょう。また、4小節目の4分休符で音がない時も3の指の準備をしましょう。指を準備する癖が付いていくととても良いです。

それから弓を入れていきましょう。8分音符はいずれ指を使って弾けると楽なので試してみましょう。
なかなか指弓で音を出すことが出来ないかもしれませんが、少しずつ練習をしていきたいと思います。
その指弓とは別に肘から前の腕を使って8分音符を弾いていき、指と弓が合うか聞いてみましょう。

43番ロングロングアゴー

それでは左手指を1の指から4の指まで使ってピチカートをしながら慣れましょう。
2小節目の0で1の指の準備をしましょう。また、同様に6小節目も移弦になるので肘の角度を少し左にし、1の指の準備をしましょう。
2小節目と6小節目の2の指は1の指とセットに、3小節目と7小節目も3の指とセットに弦に置きましょう。準備をする事やセットで指を置いていく事を癖にしていきましょう。

44番むすんでひらいて

それではピチカートをして左手を慣れたいと思います。5小節目の0で次の1の指の準備をしましょう。6小節目の2拍目の1は置きっぱなしにしながら4の指を伸ばして弦に置きましょう。7小節目の0で次の小節の1を置きます。D線とA線で肘の角度を少し変えたりしながら4の指をのばす事に慣れていきましょう。

それでは弓を入れます。肘から前の腕を使い弾いていき、慣れてきたら8分音符の時に指弓をトライしてみましょう。弓の毛が弦に全て当たっていながら駒と指板の間をまっすぐ運べるようになるのが理想です。

曲を弾くときはフレーズの処理にも気を付けていきましょう。1段目と3段目のフレーズの終わりは弓の圧力を減らして弾きましょう。
5小節目の1、2、拍目から3,4拍と6小節目の1,2拍にむけて圧力を少し加えて弓幅と音を大きくしましょう。6小節目では3,4拍目で圧力を抜き弓幅を小さくします。

7,8小節目も同様に弓の圧力と弓幅に変化をつけていくと音楽的に表現が出来るようになっていきます。

45番スラーの練習

それでは、スラーの練習に移ります。45番の1小節目のDとAの音を一弓で繋げて弾きます。Dの音とAの音が両方ダウンボーイングで音が滑らかに出るように、また、弓の配分は2等分に分けて弾いていきましょう。

右指の第二関節で移弦をしていきましょう。肩が上がったり、肘が固定されていないとスラーや移弦がやりにくいので注意しましょう。
楽器も、弦が床と平行に近い方が良い音がでやすいので鏡でチェックしながら弾いていきましょう。初めは開放弦のスラーで右手の感覚を慣れていきましょう。それから左指を入れていきます。

力が入って音がきしんだりするかもしれませんが、弓を置いてウォーキングの動きをしたり肩の力を抜きながら慣れていきましょう。

46番みつばち

ピチカートをしながら4の指の感覚を確かめましょう。今まで4分音符のスラーだけでしたが、8分音符も短い弓幅で弾いていきましょう。
左指とタイミングが合うかに意識を置きながら慣れていきましょう。また、右手の手首も少し動いて音と音をつなげるクッションのような働きが出来ると良いでしょう。指と手首を使い試しながら音一つ一つ繋がって弾けるか意識をして練習しましょう。

4小節目と12小節目の終わりは圧力を抜いてフレーズの処理に気を配りましょう。

48番別れ

移弦が多くなってきました。少しずつ進んでいきましょう。弓の移弦と指の移弦は慣れるまで時間がかかります。

まめに左手をネックから離し力を抜き、右手も同様に力を抜きながら進んでいきましょう。8分音符の移弦は弓幅を少なく、右手の人差し指で感覚を分かりながら左指は弦の近くで最小限の動きで練習しましょう。

6小節目の付点2分音符は圧力を軽くしましょう。また、10小節目の付点2分音符、15小節目も、フレーズの終わりなので圧力を軽く音量を落としてあげた方が音楽的に美しくまとめることができるでしょう。

重音と指弓-34番から36番

重音と指弓〈34番から36番〉

今まではD線とA線を一本ずつ弾いてきました。ここまで、全音符と2分音符、4分音符、4分休符、2分休符が出てきましたが、リズムには慣れてきましたでしょうか。ここまで音の長さを理解できてきたか、30番から32番までメトロノームをかけながら楽譜を読んでいきましょう。

また、音名と指番号を早く一致させたい方は楽譜の指番号を一度消して前に練習した箇所を弾いてみると、だんだん分かっていきます。鏡を使って弓の運びや本体の持ち方を見ることにもだんだん慣れていきましょう。

34番簡単な重音練習

重音を弾くにあたり、本体がきちんと固定されていると2本の弦を均一に弾き易くなりますので、楽器本体が動かずネックが上がる位置をもう一度探しましょう。

顎の下に本体があるとネックが下がってしまいます。もしそうなっていたら少し左にずらして持つか、本体を置いた時に左に顔を向けるとネックが上がります。

また、持ち方を変えても、なおネックが下がってしまう時は肩当てにマフラーかタオルを巻きましょう。また、弦が床と平行に近い方が安定して重音を弾けるので、少し顔を左に傾けたりしながら弦の位置も見ていきましょう。

それからネックが左にいき過ぎると、駒と指板の間を弾くときに弓先が届きにくくなります。弓は、元から先を、駒と指板の間を真っ直ぐに動かしていきたいので弓元から弓先まで使いやすいようにネックを顔の前で目線に入るようにずらしましょう。鏡に映して持ち方を最後にチェックするとよいでしょう。

それでは弓をD線とA線両方に置きながら動かしましょう。元弓は単線を弾く時と同様に顔の方へ倒し、先は弓に体重が乗り、全ての毛を弦に付けることができると良いでしょう。2本の弦を同時に弾きやすい角度に右肘の高さを調整しましょう。弓を動かす時に肘の角度が固定されずに動いてしまうと2本の弦を同時に弾くことが難しくなるので注意しましょう。

また、右肩が上がっていると弓に肩全体から体重が掛かるために音がきしみやすくなります。その場でウォーキングの動きをしたり、ストレッチをまめにして、右肩の力を抜きながら進んでいきましょう。

さらに、右手の人さし指で2本の弦を両方弾いている感覚が分かってくると良いでしょう。何回か練習をして、2本の弦を均一に弾く事が出来てきましたら、A線には付かないようにD線に指を置いていきましょう。弓を入れて左手に力が入ってしまう時は移弦の練習と同様に2本の弦をピチカートしながら進んでいきましょう。それから弓を入れ、何回か練習していきましょう。

35番メリーさんの羊

はじめにピチカートをしながら指を弦に置くことに慣れてください。弦の近くで指を置いていきましょう。

2の指は1の指とセットにして置きましょう。ゼロの開放弦以外は1の指は弦に置きっぱなしにします。

34番で練習したことを同様にしながら進んでいきます。まずA線とD線を、また開放弦で弾いて感覚を確かめましょう。それから指を置きながら弾いていきましょう。指の置くタイミングと弓を動かすタイミングが合い、一つ一つの音が繋がって弾けることが理想です。
次に音程を正しく取る事に移ります。重音の場合、倍音を聞きながら指の位置を決めていきます。ピアノは平均律でヴァイオリンは純正律なのでピアノの鍵盤から一つ一つの音をとって重音を弾いても正しい音程にはなりません。

重音の音程が合うと響きが強くなりビーっという周波数が聞こえます。合っているときは倍音の音が強く、音程が合っていないときは倍音の音が弱くなります。この倍音は右手のボーイングが正しければ正しいほど良くなってきますので、2つの弦を均一に弾けるようにしていきましょう。

36番メリーさんの羊変奏曲

それでは、35番と同じ指の置き方で、D線とA線を交互に、弓で弾いていきます。ここから、右手の指の第二関節も動かす練習をしていきたいと思います。今まで、右手のボーイングは、肩を下げ、力を抜き、肘を固定し、駒と指板の間を弾く事に注意をしてきました。また、音をつなげるために、手首も柔らかくすることもしてきました。

では、音を繋げて弾く時や、早いパッセージを弾く時の腕の負担を減らす時などに使う指弓の練習もしていきましょう。移弦も、できたら指を使えると良いので少しずつ慣れていきたいと思います。

まず、右手でペンを持ってください。この時、弓を持つ手の形でペンを上に向けます。右指の第二関節だけでペンを上下だけに動かす事が出来るのが理想ですが、初めは感覚が良く分からないと思います。

右手を弓の持ち方でペンを縦にして持ち、ペンの上の方から左手で上下に動かしてみてください。力を抜いたまま右手がペンにつられて動くといいです。この時。第二関節だけ動き、手首は動かさないのが理想です。

ペンを横向きにして左手で手伝いながら左右に動かせるか試してみましょう。また、右肩の力も抜けているか確認しましょう。

それでは弓を持ち、ペンを持った時と同様左手で手伝いながら上下、左右に指を使って動かせるか試してみましょう。

それから、D線とA線を、指を使って移弦が出来るか試してみましょう。指弓はできるまでかなり時間がかかるのですが、使えると弓の使い方に幅がでてくるので、移弦や細かい動きの時などで使えるように開放弦だけで練習をしていくとよいでしょう。

それではD線に指を置いていきましょう。弓を持つ右手は人差し指で移弦の感覚が分かると良いでしょう。それに伴って指弓にトライしたり前腕のみ使い弾いていったり弓の使い方を研究していきましょう。

※今まで#が2つの二長調を弾いて来ました。ト音記号の横に#が2つ書いているのですが、ファの音とドの音に#が着いています。必然的に楽譜を読んでいく時はファとドに#が着いている事を前提に弾いてきました。この#の数でどの長調を弾いているのかが分かります。
#2つはレからはじまる明るい音階、日本語読みでニ長調(英語読みでD Major) ドイツ読みでDdur、またはシからはじまる暗い音階ロ短調(B Minor)h mollがあります。Majorとdurは長調を意味し、Minorとmollは短調を意味します。

♯は音を半音上げる事を指示しています。鍵盤を見ると分かり易いのですが右の方向にある隣の鍵盤に移動すると半音上げた音になります。ドなら、右隣の黒い鍵盤がドの♯の音になります。ミの音は右隣の白い鍵盤のファになります。♯は左からファ、ド、ソ、レ、ラ、ミ、シと順番が決まっています。

これから臨時記号が色々と増えていきますので今のうちに覚えておくとよいでしょう。また、日本語で半音上げる♯を嬰と表現することがあります。例えばファの♯から始まる音階は嬰へ長調になります。また、クラシックではドイツ音名を使っていきますのでドイツ音名もだんだん覚えていくとよいでしょう。♯にはisをつけて表現します。例えば、ファの♯から始まる明るい音階をFisDurと表現します。

また、ドイツ音名でドをCのツェー、レをDのデー、ミをEのエー、ファをFのエフ、ソをGのゲー、ラをAのアー、シをHのハーと読みますので慣れていくと良いでしょう。ちなみに、Majorをメジャー、durをドゥア、Minorをマイナー、mollをモールと読みます。

移弦の練習と音程のとりかた-27番から33番まで

移弦の練習と音程のとりかた〈27番から33番まで〉

それでは続いて移弦の練習に入っていきたいと思います。前回は左指を置いて全音と半音の違いにふれさせていただきました。0と1、1と2の指の隙間を開けて2と3の指を付ける置き方をしてきました。これから 説明していく移弦も、この指の置き方で進んでいきたいと思います。なお、右肩に力が入っていると先弓を無理して伸ばしてしまい右肩を痛めてしまうので、力が抜けてくるまでは先弓まで届かなくても大丈夫です。また、左指も角度を変える時に力が入ると痛めてしまうので、ネックから左手を離して十分力を抜きながら進んでいきましょう。
27番からはト音記号の横に分数ではなく代わりに C のような記号がついていますが、4分の4の意味になります。移弦は隣の線へ指を触れないで置いていくこと が 要求されます。慣れるまでかなり時間がかかる場合があります。そのような時は37番に飛んでもかまいません。37番に飛んだ場合は出来る箇所を練習し、移弦と並行して進んでいきましょう。

27番移弦の練習

それではまず、開放弦 D 線 A 線を弓で交互に弾きたいと思います。右手の人差し指で D 線から A 線に変わった感覚が分かってくるととても良いです。全弓で音を繋げて2本の弦を弾けるかを意識しましょう。また中弓でテンポを速めて練習するとどんどん慣れていきます。

次に3小節目から D 線と A 線の移弦の奏法に指を入れていきたいと思います。 D 線に指を置いていくのですが、 A 線に当たらないように置いていく事が必要になってきます。
弾きながら指を置くと力が入ってしまうので2本の弦をピチカートしていきましょう。

D 線と A 線両方ピチカートすることがやりにくいと感じた時は、隣の弦との幅が駒近くよりも細くなっているので、ネックと本体の付け根の辺りをピチカートしてみてください。

次に、 D 線に指を置いていきます。出来るだけ爪の近くで弦を押さえます。 A 線にぶつかってラの音が出ない時はほんの少し G 線よりに指を押さえましょう。

爪の近くで弦を押さえる時も指先の当たる位置を変えてみたりしながら A 線につかないところを探してみましょう。また、左肘の角度を変えてみると A 線につかないで押さえる事が出来ます。初めは、かなり力が入ってしまうので何回かネックから左手を外して左手の力を抜きながら試していきましょう。

28番日の丸

元半弓で4分音符を弾き2分音符を全弓で弾いていきたいと思います。
元弓で4分音符を一つ一つ音を繋げて弾きたいのですが、力が入り易いので、右肩を下げて手首を柔らかくして弾いていきたいと思います。元弓で音を綺麗に弾きたいときは圧力を軽く、顔の方へ少し弓を倒しましょう。

弓から右手を離し、ペンなど軽いものを弓を持つ手の形で持ち、手首から動かす事が出来るかやってみましょう。 それから手首をやわらかく使い D 線と A 線の開放弦を元弓で繋がるか確かめていきましょう。

次に左手の力を抜きながら慣らしていきたいので、ピチカートをしていきましょう。特に3小節目と6小節目と7小節目が移弦になるので何度かピチカートをしながら弦を確かめましょう。

また、元弓半弓と全弓で音が繋がっているか、指の置くタイミングと弓が合っているか意識をし、練習しながら慣れていきましょう。

29番二長調音階

ニ長調に移ります。ニ長調のニは、レの音を意味していて、長調は明るいということを意味します。

明るい音と暗い音は鍵盤を弾いて実際聞いてみると違いが分かります。ドとミとソを一緒にならすと明るい響きがします。ドとミの♭とソを一緒にならすと暗い響きになります。何回か弾いてみて明るい音の響きと暗い音の響きを聞いてみましょう。できたら明るい響きが分かってから二長調の練習をしていきましょう。

29番はレから階段のように 音が構成されていますがこのように、一つ一つの音が昇順、または降順に並べたものを音階といいます。29番はニ長調の曲を弾く前に弾いてみると曲の指の置き方などが分かるので、二長調の曲を弾くときはセットで練習してあげましょう。

それではピチカートで左手を確かめていきましょう。隣の弦に付かないで弦を押さえるのが、理想的です。楽譜の下に点線が書いてあるので1と2と3を線の終わりまでつけておきましょう。

次に3の指を123の指をセットで置き一弓で弾いたら弓を弦から離しましょう。この時隣の0と3の指の音程があっていると開放弦の響きが残ります。 D 線の3のソの音は G 線と響きます。 A 線の3の指のレの音は D 線の0と響きます。この時隣の開放弦に指が触れても音が響かないので注意しましょう。3の指の響きが分かってきたら、弓を入れ、全弓で音を出していきましょう。

慣れたら音が繋がっているか等にも意識を置いていきましょう。 楽譜の上に書かれている2小節目と4小節目と5小節目と7小節目の ^ の印は半音で指を付けるように指示されたものです。 音階ではボーイングをアップからにして進んでいくことや、弓も先弓だけの練習や元弓だけで練習することにより、弓の使い方に慣れていくことができます。

弓の位置を変えて練習する時も右肩が上がりすぎていないか、音が一つ一つ繋がっているか、手首は柔らかいか、左手は力が抜けているか、ネックは下がっていないか等、チェックしながらボーイングを入れていくと音色が良くなっていきます。

30番二長調音階でのリズムとボーイング

それでは27番の指を隣の弦に触れないで置くことと、28番の元半弓と全弓の使い方と、29番の音階の響きを踏まえて30番から練習していきましょう。

30番をダウンボーイングから練習する時は4分音符が元半弓で2分音符が全弓を使います。アップボーイングから練習する時は弓先で4分音符を弾いていきます。先弓は圧力や体重を右手の人差し指にかけて、音が抜けないようにしましょう。先弓からの全弓の時、元まで弓がきちんと使えているかを確認してみてください。

31番

3の指が隣の弦と響いているか確認しましょう。ダウンボーイングからとアップボーイングから練習をしていきます。

1小節目は元弓で4分音符を弾き2分音符で先弓までもっていきましょう。 2 小節目は先弓で 4分音符を弾き、2分音符で元弓までもっていきます。小節ごとに元弓と先弓を交互に入れ替えるように練習していきましょう。アップボーイングからはその逆になります。

3の指の響きは慣れてくると弓を離して聞かなくても分かってくるので、響いているかを意識しながら練習をしていきましょう。先弓は弦に毛を全て付け、元弓は弓を倒し、弦に毛の付く量を少なくしましょう。

32 番

全弓からリズムを変えて音階を弾いていきます。また、3の指の響きを確かめてから弾いていきましょう。ダウンボーイングの場合一小節目は元弓から全弓で先までもっていきます。1小節目の3拍目から先弓で4分音符を弾き、次の2分音符で先弓から元弓にもっていきます。

音階を弾くのに慣れて来ましたら、鏡を見て弾く事にも慣れていきましょう。はじめは感覚がつかめないかもしれません。その時は肩が下がっているか等を確認してから弓の元と真ん中と先を駒と指板の間に置き、音を出さずに見ることでまっすぐボーイングを動かす位置などが分かります。
またネックが下がっていないか等も鏡を見ながらチェックしてみましょう。ダウンボーイングとアップボーイング両方を使って練習をしていきます。

33番かえる

それではまたピチカートをしながら左手を慣れていきたいと思います。
3の指の響きが慣れてきたら1の指のミの音も E 線と響いているか聞いてみましょう。3小節目と4小節目が移弦になりますので何回か繰り返して練習してみましょう。5小節目からは3の指をつけたままにして弾いていきましょう。

5小節目と6小節目で響きを確認してみて下さい。指の位置が正しく置かれている時は3の指を弾いている時でも D 線の開放弦の響きが残っています。3の指の響きが分かることは手の形を覚えるためにもとても重要なことですので、隣の弦に付いていないかを確認しながら 1 小節目と3小節目4小節目のソの音も響きを良く意識して下さい。

右手に力が入っていたり、ボーイングが真っ直ぐでは なかったりすると、音の響きが無くなる要因 になる ので肩を下げているかなどチェックしながら練習しましょう。

左手の置き方 と右手のピチカート-17番から26番

左手の置き方 と右手のピチカート 〈17番から26番〉

左手の置き方

それでは左手を置いていきたいと思います。教本の写真を参考に進んでいきたいと思います。
左手をネックに置くときは左手の人差し指の付け根の骨をネックの下につけます。
そうすることによって支えになり、弦の上に指を置いた時の衝撃でグラグラネックが動く事を避けられます。 ネックが動かない方が弓が他の弦に当たらないので支えが必要になります。
それとこれから指を置いていくのは第一ポディジョンになるのですが、手の形を覚えていくとだんだん音程が取りやすくなります。

手首と指の置き方

左手の手首は楽器に触れないようにしましょう。
指を置くときに手首の位置によって指がのばしにくくなってしまったりするので指が弦に置きやすい形を写真を参考にしながら探していきましょう。親指は人差し指と向い合って同じ位置あたりに置き、ネックから上に親指が出ないようにしましょう。

右手のピチカート

続いて右手でピチカートを練習してみましょう。指板の角に親指を置いて 指板の上の弦をはじ きましょう。大体の弦の位置が指で分かってきたら親指を角に置かずにピチカートをしていく事ができます。はじめは力が入るので人差し指がピチカートをしていて痛くなりましたら中指ではじいていきましょう。
曲を弾く時は弓を持ってピチカートをすることが多いのですが、17番からは無理をせず弓を置いてピチカートをしていきましょう。はじめはかなり力が入ってしまうのですぐに左手をネックからはなして力をぬきながら練習していきたいとおもいます。

指を弦に置く時のポイント

それでは指を置いていきましょう。いずれ隣の弦に当たらないようにおさえていきたいので爪の近くのお肉で立てて置きます。爪は予め切っておきましょう。上から弦に指を落としてから力が抜けるのが理想的です。

音名

これからレとミとファの#とソ
ラとシとドの#とレをピチカートしながら音をとっていきます。
音名を楽譜の下に書き込んで歌ってみるとだんだん楽譜が読めるようになります。
指番号となかなか頭の中で一致しないかもしれませんが慣れるとだんだん覚えていきますのではじめは分からなくても大丈夫です。

17番

レのゼロが開放弦になります。人差し指が 1 の指になるのですが、 1 の指を D 線に置いていきたいと思います。指番号を楽譜に予め書き込むと分かりやすいです。レとミの 0と1は少し隙間をあけて置きましょう。まずはピアノか何か鍵盤楽器でレとミの音を出して聞いてみましょう。
それから1の指を置いてレとミをピチカートをしながら自分の音を聞いてみましょう。音が低いと思ったら音程を上げるために弦に置いた指を顔の方向に少しスライドさせてください。音程が高いと感じた場合は逆の方向にスライドさせましょう。指の置く場所を耳で聞いて移動させながら音程をとっていきましょう。
基本的にピチカートだけで練習するのですがもしも慣れてきましたらピチカートが終わった後に弓を入れてみましょう

18番

ファの♯がでてきます。中指が2の指になります。1を置いてから少し隙間をあけて弦の上に2の指を置きます。1の指を離さぬことと指示があるので点線のところまで1の指を置いておきましょう。これは左手の形を崩さないようにするためと指を弦の近くで最小限の動きでおさえていきたいからです。

19番

薬指の3を使ってソの音をだしていきたいと思います。2と3の間は指をつけてください。レとミとファ♯とソをピチカートしていきましょう。19番の2段目は1段目と同じになるのですができたら指番号を書かずにできるかチャレンジしてみましょう。
レの0と1のミ、1のミと2のファの♯は離します。2と3のファの♯と3のソは指をつけます。

20番

D 線と A 線では少し左ひじの角度を変えましょう。
D 線は少し体の近くに腕を入れて A 線は少し左によせましょう。
20 番 はシの 1 の指を弦に置いていきます。指は D 線と同じ形になります。
D 線で置いた時よりも慣れてきましたら、弦を指板までつける事に意識を置いてみましょう。
弦が指板についていなければきちんと音が響かないので弓で弾いた時も音がよくならなくなってしまいます。 ピチカートの音も響いているかよく聞いてみましょう

21 番

D 線と同じ指の幅でドの♯の 2 の指まで置いていきます。

22 番

ラから始まる音階になります。 2 とレの 3 をつけて 1 の指から弦に置いていきましょう。
慣れてきたら弦の近くでバタバタしないように指を置いていきましょう。

23 番

ゼロの開放弦から 1 の指と 2 の指と 3 の指を置いていきます。 2 小節目のドの # は 1 の指と 2 を離して、セットで置いて下さい。3小節目のレは1と2と3の指をセットで置きます。
一本の指だけでは弦を指板までつけるのが弱いのでセットで置きます。

24 番

1小節目と5小節目のレの3の指を1と2と3の指のセットで置いてください。4小節目と8小節目は2拍目から D 線になりますので何回か練習してみましょう。 もし弓を入れる場合はD線とA線を交互に弾いて感覚を確かめてみて下さい。右手の人差し指で弦が変わる感覚が分かってくると良いです。この事については後ほど詳しく取り上げてみます。

25 番

D 線だけで指を入れてピチカートをしてみましょう。1の指は点線の終わるところまで指を置いておいてください。慣れてきましたら D 線だけ弓で開放弦を弾いてボーイングの練習をしましょう。それから指を置きながら弓を入れていきましょう。

26 番

A 線に移ります。左肘の角度をやりやすい位置まで少し動かしましょう。26番も25番と一緒で1をつけたまま弾いてみましょう。慣れてきましたら弓を動かすことと指の置くタイミングがあっているか意識を置いてみてください。また、テンポを早めたりしながら練習するとだんだん慣れてきます。

※指をつけるか離すかは全音と半音の違いから決まってきます。
ピアノで鍵盤を弾くと分かりやすいのですが、指を置きたい 2 つの音の間に鍵盤が一つ分入っているか、をみて下さい。もし一つ鍵盤が含まれていたら全音で指の隙間が空き、隣同士なら半音で指がくっつきます。
例えばドとレなら、間に黒い鍵盤をはさみます。ドとドの # とレで全音です。シとドは間に鍵盤が何もなく、半音になります。 A 線のシとドの # が間が空くのはシとドとドの # と、一つ分鍵盤を含むからになります。

中、元、先弓での練習-8から16番

中、元、先弓での練習〈8から16番〉

それでは新しいヴァイオリン教本1の8番から進めていきたいと思います。

8番

8番はA線を弾いていきます。バイオリンは基本的にドイツ読みでA線をアー線と読みます。aはダウンボーイングから弓の真ん中で弾いてみましょう。
慣れたら弓の先弓だけ使って弾いてみましょう。次は元弓だけを使い弾いてみます。元弓は一番力が入りやすい場所なので、もしも音がギーっという音しか出なければ一度弓をおいて右手を楽に力を抜いてから弾きましょう。
元は、また少し弓を倒してあげると音がつながりやすくなります。弓がきちんと持ててきたら右手の手首も柔らかくしてあげましょう。右手の手首も柔らかくコントロールが効いてくると元弓の音色がとても良くなってきます。bは同じ箇所をアップボーイングから使って弾いていきます。

9番

9番は、はじめは中弓で、慣れたら先弓そして次に元弓で弾いていきます。同じことをアップボーイングから色んな弓の箇所で弾いていくと弓の使い方が慣れてきます。

10番

2分音符と4分音符両方使って弾いていきたいと思います。
リズムが分からなくなったらまた声に出して、たーあ~た~あータンタンタンタンた~あーた~あータンタンタンタンと数えてあげましょう。
2分音符は全弓に近いくらい沢山弓幅が使えるのが理想的です。慣れてきたら右肩に力が入っていないか、バイオリンのネックが下がっていないかなど持ち方を再度鏡を見ながら確かめてあげるととても良いです。ひじから後ろに弓を動かしてしまうと駒と指板の平行な場所を弾けずに滑ってしまったりするので音が滑ってしまう方は弓がまっすぐかどうか確かめてあげるだけで音色がどんどん良くなってきます。

11番

4分の4拍子。4分音符が一小節に4つ分入ります。2分音符と4分音符でリズムをとっていきたいと思います。
2分音符のほうが弓幅を使い、4分音符は短めに弾いていきましょう。音がつながっているか意識してみましょう。曲も音一つ一つがつながるととても綺麗なので自分の音をよく聞いてみる癖もだんだんつけていきたいと思います。
4分音符と2分音符と全音符が今まででてきましたが、慣れてきましたでしょうか。

休符

さて、休符もでてきました。四分休符は4分音符一つ分を音を出さずにお休みします。2分音符は2分音符一つ分をお休みします。口で数える時は4分音符一つ分をウンと数えると良いです。

12番

12番を声に出して数えるときはタンタンタンウンタンタンタンウンと数えていきましょう。休符の時は弓を弦に置いてお休みをして下さい。はじめは力が入り、ギっと音がなってしまうかもしれませんが力が入ったらその場でまたウォーキングの動きをしたり右手をリラックスさせながら弾いていきましょう。

13番

4分音符を数えていき、4小節目は4分音符と2分音符分をお休みします。4小節目はたんウンウンウンと数えます。2拍から4拍目までをお休みします。

14番

た~あ~ウンウンた~あーウンウンと数えます。4カウントの3と4をお休みしましょう。

15番

たんウンたんウンと4分音符を弾いたら弓を止めてまた4分音符を弾いたら弓を止めて弾いていきましょうダウンとアップを逆にして練習をしていくのも良いです。

16番

13番の4小節目を繰り返して弾きます。4カウントの2と3と4を弓を止めてお休みしましょう。ダウンから弓順に進んでいって繰り返しをした後、bのダウン4つ一弓で弾く事に挑戦したいと思います。
bは弓を4等分に分けて少しずつ弓を使っていきます。元弓から始まって先弓にいくわけですが、先弓にいくと音がかすれてしまう事があります。

先弓は圧力がのりにくく、音が滑ってしまう事があるので全ての毛を弦につけて右肩を下げたまま右手の人差し指に体重をかけましょう。
次にCのアップボーイングに挑戦しましょう。先弓から元弓の方へ4等分して少しずつ弓を運んでいきます。この時、先弓は肩の力が抜けていると置きやすいので一度弓を置いてストレッチなどをしてからすすんでいきましょう。

元弓は毛を全部つけて同じ圧力のまますすむと音がきしみやすいので顔の方へ少し倒して毛の量を少なくしていきましょう。
こちらの弓を4等分して練習する方法は力が抜けているか確かめるのにもとても良いのでボーイングが慣れるまで何度か続けられると良い音が出やすくなります。

ボーイング練習 元弓から先弓まで-4番から7番

ボーイング練習 元弓から先弓まで〈4番から7番〉

それでは新しいバイオリン教本1の 4 番から進んでいきたいと思います。

4番

4 番は全音符が一小節に1つずつ書いています。 4 分音符を1拍として 4 拍のばします。声に出して数えるときは数字のカウントか、た~アーアーアーと 4 つ分伸ばして数えてみましょう。
できたら 4 番は全弓、全ての弓の部分を使って練習をしたいと思います。
前回説明しましたが、ダウンボーイングは元から先までアップボーイングは先から元まで使います。
全弓を使う時に右手に力が入っていたら弓先がきついかもしれません。先弓に感しては無理をせずにできるところまでのばしてみましょう。
全音符は弓をゆっくり使いながら音をのばすため、綺麗な音を出すのが少し難しくてぎっという音がしてしまうかもしれません。右肩が上がっていたりしないか確かめて弓をおいて脱力すると美しい音が出やすくなります。圧力を4分音符を弾く時よりも軽めにしましょう。
そして元弓が一番力が入りぎっという音がなりやすいので弓を持つのに慣れてきたら少しだけ自分の顔の方に弓を倒して弓の毛の量を減らしてみて下さい。元弓になるにつれて力や圧力が抜けて弾けるのが理想的です。

5 番

4 分音符と 2 分音符を使って弾いていきます。
口にだして数えてみるとリズムが理解しやすくなります。
タンタンタンた~あーた~あータンタンタンタンた~あーた~あーと数えてみましょう。慣れてきたらメトロノームも使ってみると体でリズムをとることを覚えていけます。
a はダウン弓の真ん中あたりから弓幅を少なく弾いて 2 分音符を弓幅を広く使って弾きましょう。 b はそれをアップから進めていきたいと思います。

6番

次に 4 分音符と 2 分音符でリズムをとっていきます。メトロノームを使って口で数えるだけでもだんだん理解できてきます。すぐにわかる方は声に出して数えたりもせずに進んでしまって下さい。リズムが楽譜を見ただけでは分からない場合はタンタンた~あータンタンた~あーと数えてみましょう。はじめに元で 2 回 4 分音符を弾き、その後弓先まで 2 分音符を弾きます。 2 小節目は先だけで 4 分音符を 2 回弾き元まで弓を持ってきましょう。
アップから六番を弾いてみてもボーイングにはやく慣れてくることができます。

7 番

7 番は 4 分音符が4回に全音符が書かれています。声にだして数えるときはタンタンタンタンた~アーアーアーと数えてみます。はじめは元から4回 4 分音符を弓幅少なく弾きます。もし難しければ真ん中から始めましょう。全音符はできるだけ全弓を使います。そして次は先弓で4分音符を弾き、全音符で元弓にもっていきましょう。
慣れてきたら音がつながっているか少し意識をおいてみるとそれだけでも音がだんだんつながってくるので慣れてこられた方は気をつけてみて下さい。特に元弓を傾ける事に意識を置くと音がつながりやすくなります。

ボーイング練習-1~3番

ボーイング練習〈1番から3番〉

それではボーイングの練習を音楽の友社からでている新しいバイオリン教本1を参考に進めて行きたいと思います。 弓を弦にあてて音を出していく動きをボーイングといいます。

弓の動かし方

弓を動かす時は右肩の力を抜いて肘から前だけ腕を動かします。駒と指板の真ん中を平行にまっすぐに弾けるようにしていきます。元弓は自分の顔の方に少し弓を傾けます。真ん中から先弓は毛を全て弦につけ、 右手の人差し指に体重をのせます。
圧力とスピードのバランスで音色が変化するので試してみてください。慣れてきましたら鏡をみながら確かめてみましょう。

脱力

力が入ってしまったらすぐにやめて肩をまわしてからまた弓を持つと脱力がしやすいです。ウォーキングの動きも効果的です。
教本の 1 番はレの音で書いてありますので、バイオリンは左から二番目の弦 太い弦から数えて二番目を弾いていきます。 D 線はドイツ読みでデー線と読みます。はじめは元弓から先弓まで使うのが難しいので真ん中から練習をしていきたいとおもいます。

アップボーイングとダウンボーイング

楽譜の上にも説明がありますがダウンとアップの記号もでてきます。
ダウン 下げ弓というのは元から先の方向まで使う事をいいます。
アップ 上げ弓は先弓から元弓の方向へ動かします。

繰り返し記号
楽譜をみると最後に棒線が 2 本に点が 2 つ書いていますがこれは繰り返し記号になります。はじめの一小節目にもどるという意味になります。慣れてきたら弾きながら次の小説を追って見ていくようにしていきましょう。

1 番

4分の 2 と分数が書いてあります。これは 4 分音符が 1 小説に 2 つ分入るということを表しています。 4 分音符は黒い丸に縦に棒線がひいてある音符になります。分母の 4 は 4 分音符を意味していて、分子の 2 は 2 拍子の意味になります。
楽譜をみると縦に線が書いてあり左から 1 小説  2 小説とくぎられています。 4 分音符を一拍で数えて一小節目から 1 2 1 2 と声にだしてみると分かりやすいです。
2 拍子の場合一小節目から 12 12 と読んでいき 4 拍子は 1234 1234  3拍子は 123 123
と数えながらすすんでいきます。弓の位置は指で持つ下の部分を元弓、細い方が先弓になります。その間が中弓になります。
中弓で弾き、慣れてきたら先弓と元弓も使っていきます。先弓は力が入っていると届きにくいので力が抜けないうちは無理をしすぎないようにしましょう。ダウンとアップにも注意しましょう。

2 番

4 分の 4   4 分音符が一小節に 4 つ分入ります。一小節目から 1234 1234 と  1 番でやった事と同様にすすんでいきます。
4 小説書いてありますが繰り返しもして 8 小節弾いてみましょう。
右手に力が入ってしまう時はいったん譜面台などに弓を置いて肩をまわしてからまた弓を持つようにしましょう。

3 番

次は 2 分音符がでてきます。
2 分音符は1つの音符に 4 分音符が 2 つ分入ります。 2 番と同じ数え方で  1234 1234 と進んでいきます。 12 まで弓をとめずに伸ばします。 34 も弓を返さないで一弓で弾きます。
4 分音符よりも 2 分音符の方が弓のスピードはゆっくりになります。もしも慣れてきましたらメトロノームを使って弾いてみましょう。
メトロノームと合わない場合は手を使ってたたきながら楽譜を見るだけでもだんだんテンポ感覚が身についていきます。
口で音符を読むときは数字のカウントか 4 分音符は たん 。 2 分音符は たーあー と分けて数えて言ってみましょう。3番は全弓で弾くのが良いのですが力が入ってしまってやりにくい時は弓の真ん中だけ使っても結構です。
全弓とは元から先 または先から元まで全て使って弾くことを意味します。楽に楽器が弾ける事が一番良いので脱力をしながらすすんでいきたいと思います。
肩は下がっているのがよいのでたまに鏡でチェックしてみることをおすすめします。